キウイ日記

キウイ日記

2019年2月21日木曜日

ディベートプログラム『皆勤賞という賞は必要?不要??』

キウイにおいて、ディベートプログラムを行いましたので、その様子をご紹介します。
今回の議題は、『皆勤賞という賞は必要?不要??』でした。

必要チームからは、
・学生においては、休まずに出席できることは履歴書に書けるのでアピールになる
 →そのような学生は、企業からも求められる
・体調を自己管理できることにつながる
 →リワークとしても大切
・勉強、運動だけでなく、皆勤であることを褒めてあげる項目の1つとして設定することで、自信を育む
…などの主張がされました。

一方、不要チームからは、「体調が悪くても無理をしてしまう価値観が築かれてしまい、休むべきときに休むことができなくなることにつながる」ということを、ニュースの出来事や日本人の勤勉性に触れながら主張されていました。

結果は、↓の画像の通り、不要チームが勝ちました。

キウイのディベートの評価項目は、このようになっています。
○立論力
①主張の中に、適切な情報を根拠として入れることができている
②立論の内容がしっかりと組みたてられている
③自分の立場に沿って主張できている

○質問・反駁
①質問意図が明確で、的を得た質問になっている
②質問すべてに対して、的確に回答できている
③反駁内容が納得できる
④思いやりのある言葉づかいをしており、相手チームに対して配慮が感じられる。第三者が聞いていて、ネガティブな感情(イライラ、傷つきなど)を感じない。

○結論
①相手チームから質問され、反駁した内容を組み込み、よりバランスの良い主張となっている。
※だからと言って、自チームの立場(賛否)に従っていること
②内容がしっかりと組みたてられている

○全体を通して
①協調性が感じられた
②制限時間を超えることがなかった
③聞き取りやすい(下を見てない、程よい声の大きさなど)説明で、引き込まれるような内容・発表だった

勝利した不要チームは、特に、相手チームから質問に対する回答を素早く的確に行えていました。
また、その際にもデータや事例を示しながら、説明ができていました。
そして、それをもとに立論を改善し、しっかりとした結論を作ることが出来ていた点が勝利につながったように思います。

一方、負けてしまった必要チームは、データや事例をなかなか示すことが出来なかった点が、勝敗に影響を与えたように思います。
主張で述べられていた「勉強、運動だけでなく、皆勤であることを褒めてあげる項目の1つとして設定することで、自信を育む」ことは、非常に重要なことですが、それを説得力のある形で言語化できないでいる様子が見られました。
この点が言語化できていれば、結果が少し変わっていたように思います。
しかし、チーム全員で制限時間ギリギリまで、言語化しようと粘り強く話し合っている様子は、とても印象的でした。

「自分の気持ちや考えが、いかにしたら相手に伝わるのか?」っと考えることの大切さを、改めて感じたディベートでした。

かたやまクリニックのHPはこちら
https://www.urawamisono-katayamaclinic.jp





2019年1月17日木曜日

1月の壁紙づくり

土曜日のキウイは、復職された方も多く参加されます。
復職後もフォローアップとして、参加していただくことで、復職後のフォローをしています。

復職された方のお話は、復職を目指されている休職者にとって貴重です。
そのため、復職された方と休職された方が、のんびりと作業をしながらお話ができるプログラムとして、『壁紙づくり』を行っています。
壁紙づくりは、毎週、土曜日に行います。

1月の壁紙がこちらになります。


今回の壁紙のデザインを考える際は、3グループぐらいに分かれてもらい、各グループにデザイン案を発表してもらいました。
短い時間ではありましたが、各グループ、まるで仕事の打ち合わせのように熱心に話し合っている様子が印象的でした。

皆様にとって、素敵な一年となりますように。

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2019年1月9日水曜日

感情をヒントにストレス場面に対処してみる

1月7日は、『認知再構成法』プログラムを行いました。
このプログラムは、月に1度、行われます。
毎月、行うことで、認知再構成スキルのレベルアップを図っています(笑)。
認知再構成法の詳しい内容については、こちらをご覧ください。

月に1度、行いますが、毎回、スタッフとしても発見があります。

今回、スタッフが感じたのは、「バランスの良い思考を導き出すためには、ストレス場面で感じている感情をヒントにすることが大切なのかも?」っと言うことでした。

認知再構成法は、ストレス場面で感じているネガティブな感情(怒り、不安など)を、考え方(認知)を修正することで、和らげる方法です。
しかし、いざ認知を変えようとワークシートに取り組んでも、なかなかうまくいきません。

そういった時には、最終的に和らげる対象である感情をヒントにしてみても良いかもしれません。
例えば、
怒りは、「自分にとって大事なものを傷つけられた」というサインです。
そのため、新たなバランスの良い思考としては、「再び傷つけられることのないように、怒りの対象と距離を取りつつ、傷ついた自分を癒す」ような思考が効果的かもしれません。

悲しみは、「自分にとって大事なものを失ってしまった」というサインです。
そのため、新たなバランスの良い思考としては、「大事なものを失ったことを認め、とても大事だったことを感じ、その上で、前を向かせる」ような思考が良いかもしれません。

不安は、「わからない」というサインです。
わからないあまり、いろいろな場面をイメージしてしまい、余計に分からなくなってしまいがちです。
そのため、新たなバランスの良い思考としては、「分からない気持ちを認めつつ、目の前のことに対して注意を集中し、次の行動のみ考える」ような思考が良いかなあって思います。

このように感情は、その時々の自分の状況を教えてくれるアラートです。
そのアラートの意味を理解することで、考え方や行動を変えることに役立つかもしれません。

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2018年11月28日水曜日

12月の壁紙づくり


土曜日のキウイは、復職された方も多く参加されます。
復職後もフォローアップとして、参加していただくことで、復職後のフォローをしています。

復職された方のお話は、復職を目指されている休職者にとっても貴重です。
そのため、復職された方と休職された方が、のんびりと作業をしながらお話ができるプログラムとして、『壁紙づくり』を始めました。
壁紙づくりは、毎週、土曜日に行います。

11月に作成した12月用の壁紙がコレです。



なかなかに可愛らしいですよね!

「復職後の仕事量はどうですか?」、「復職後の職場の方の雰囲気は、どうですか?」、「復職してから困ったことありませんでした?」っといった仕事に関するお話はもちろん、「ここのデザインは、どうしよう?」、「久しぶりに折り紙をしたけど、難しい~(笑)」といった壁紙自体に関するお話をしながら作りました。
なかには、事前にデザインや作りたいものを考えてくる方もいました。


「子どもっぽい」っと感じられる方もいられるかもしれませんが、たまには童心に返ってみるのも良いのかもしれませんね。

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2018年11月16日金曜日

リワークで必要なこと『精神科に対する抵抗を和らげること』


厚生労働省が3年ごとに全国の医療機関に対して行っている「患者調査」によると、平成26年に医療機関を受療したうつ病・躁うつ病の総患者数は112万人です。
また、10年、20年前と比べると、精神科クリニックの数が増えたと感じられる方も多くいるのではないでしょうか。
それにより、症状が悪化する前に早めに治療を受けられる方も多くいます。
また、そのように早めに治療を受けられ方の方が、休職期間も短く、復職後も安定している印象です(リワークを利用された方に限りますが)。

しかし、治療機関が増え、うつ病という病気が広く知られるようになった一方で、精神科にかかることを敷居が高いと感じられる方も多くいます。
実際にキウイでも、利用してすぐの方からよく「まさか自分がうつ病になるとは思わなかった」、「精神科の病院に来ることにとても抵抗があった」といったお話をよく聞きます。
このような気持ちが強ければ強いほど、「普通の人は、普通に働けているのに、働くことができないなんて、自分は無能だ」と思い、外出や周囲の支援を求めることが出来なくなるため、回復の重大な妨害要因となるとされています。

そのため、キウイでは、様々なプログラムを行っていますが、そのような気持ちを和らげることがとても大切だと感じています。
その気持ちを和らげることが、休職し復職された方がよりよく生きるうえで力になると考えているからです。

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2018年10月17日水曜日

健康な人の”憂うつな気分”とうつ病の人の”憂うつな気分”の違い


うつ病は、憂うつな気分が深刻な状態です。
しかし、憂うつな気分は、人間であれば誰しもが感じることでしょう。
それでは、健康な人の”憂うつな気分”うつ病の人の”憂うつな気分”には、どのような違いがあるのでしょうか?
今回は、その点についてご紹介します。

健康な人の”憂うつな気分”は、一時的な状態です。
ストレスがかかると、不安や悲しみ、恐怖といった辛い感情を確かに感じますが、ストレスの原因から離れれば、その辛い感情は和らぎます
また、趣味の活動をしたり、好きなものを食べたりすることで気分転換できるレベルのものです。
仕事をしていると当然、憂うつな気分になることがありますが、仕事が終わり、職場を離れたり、休日になったりすると気分が改善できる状態とも言えます。

一方、うつ病の人の”憂うつな気分”は、一時的ではなく長期間続いてしまう状態です。
具体的な期間としては、2週間以上と言われています。
このレベルの”憂うつな気分”になると、ストレスの原因から離れても、辛い感情が継続し続けることも珍しくありません。
睡眠障害や様々な身体症状(首や肩のコリ、身体のしびれなど)をともなうこともあります。
仕事でストレスを感じ、職場から離れても、自宅や帰宅中に仕事のことを思い出してしまい、ずっと気持ち晴れないっということは、よくあります。
また、”憂うつな気分”を感じ続けることで、どんどん憂うつな気分もひどくなってしまう場合もあります。
このような状態になると、今まで楽しいと思っていた趣味が楽しく感じなくなり、意欲が低下してしまい、仕事以外に外出することが少なくなってしまいます。

うつ病の人の”憂うつな気分”は、このような状態になります。
冷静に自分を振り返ってみて、このような状態が見られたら、注意が必要です。


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2018年9月28日金曜日

うつ病と疑われる症状には、どのようなものがあるのか?


キウイは、うつ病などによって休職された方が復職し、再休職しないように支援することも目的としています。
「うつ病」という言葉を聞くと、”気分が滅入る病気”とイメージされるかもしれませんが、それだけではありません。
そこで、今回は、うつ病と疑われる症状にはどのようなものがあるのかご紹介したいと思います。

①身体症状
(例)
・首や肩、腰の痛み
・体のしびれ
うつ病は、心の病なので身体症状をイメージしにくいかもしれません。そのため、はじめは整形外科などに通ってみるもののなかなか改善せず、めぐりめぐってうつ病だったとわかる方も多くいます。めぐりめぐっている間に、うつ病の状態がどんどん深刻化してしまうこともあります。うつ病には、身体症状もあることを覚えてほしいなあっと思います。

②睡眠の変化
(例)
・夜中に何度も目が覚めてしまう
・朝、起きることができない
・寝ようと思っても、なかなか眠ることができず何時間もたってしまう
睡眠の変化は、うつ病に特徴的な症状です。そのため、キウイのプログラムでも睡眠をテーマにすることが多くあります。また、睡眠の改善には服薬も重要で、キウイでは医師と協力して利用者様のサポートをしています。

③気分の落ち込みや意欲の低下といった精神症状
(例)
・気分の落ち込み
・朝の気分の悪さ
・意欲の低下
・今まで楽しいと感じていたこと(趣味など)が楽しいと感じられない
うつ病と聞いてイメージしやすい症状がコレかと思います。ただ、精神症状といっても表れ方は、人によって多少異なってきます。例えば、気分の悪さと言っても、平日の朝に強く感じる人もいれば、日曜日の夜に強く感じる人もいます。

このようにうつ病といっても様々な症状があります。そのため、人によって症状の表れ方も異なります。ある人は、睡眠の変化と精神症状が表れるかもしれませんが、別の人は、身体症状のみが表れるかもしれません。
また、回復の過程もすべての症状が同じスピードで回復するわけではありません。精神症状と身体症状は、休職してすぐに改善するかもしれませんが、睡眠の変化はなかなか改善しないこともあります。

うつ病は、人それぞれ症状が異なり、回復過程も異なることを知ってほしいと思います。

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