2019年10月17日木曜日

2019年10月のキウイ活動予定


皆様こんにちは。

10月に入り1週間が過ぎました。
今年も残すところ、あと3か月ですね。
4月から今年度が始まったと考えると、今年度も半分が終わってしまいました。
時間が経ってしまうのがあっという間に感じてしまいますが、その分、心新たに日々を過ごしていきたいと感じます。

キウイとしても、10月から大きくプログラムが変わりました。
↓のような感じです。

○10月から木曜日もキウイを開催します
今まで、木曜日はキウイを行っていませんでしたが、木曜日も始めました。
今までは、木曜日がないことで、月~金の勤務に合わせたリハビリが行えませんでしたが、それが可能になりました。
プログラムの内容は、午前中にウォーミングアップとしてアナログゲームのような活動を行い、午後は一転集中が必要な認知行動療法を行う予定です。
認知行動療法に触れる機会をより増やし、皆様の休職原因の対策作りにより役立てて頂けたらと思います。

○ヨガロマを始めます
26日(土)にヨガとアロマを融合させたヨガロマのプログラムを行います。
1週間の終わりに、心身ともにリフレッシュしていただけたらと思います。

キウイでは、様々なプログラムを用意し、キウイのメンバーの皆様が再発防止策を考えるうえでのヒントをたくさんご用意できたらと思います。
また、多様なプログラムを用意するだけでなく、積み重ねが必要なプログラムについては、プログラムの開催頻度を増やしていこうとも考えています。

そのような多様性と積み重ねを意識して、プログラムを構成していこうと思っています。

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アロマの時間(8月、9月)


皆さんこんにちは、スタッフの松尾です。
8月と9月のアロマのプログラムの様子をお伝えします。


8月は3()17()、それから30()の計3回アロマを行いました。夏休み期間中ということで土曜日は『大人の実験室』というテーマで、材料の変化を目で見て、味わって、驚き楽しんでいただきました。特にバタフライピーのレインボーソーダは、見た目のインパクト大で、皆さんの歓声がひときわ大きく聞かれました。文章では表現しきれないので、写真にてお楽しみください!






9月は7日に『あずきとラベンダーのアイピロー』を作成しました。テーマは“ぶきっちょさんでも作れる針も糸も使わないお裁縫”ということで、型紙も一切使わず、とことん大雑把に作ってみました。ハサミで裁断した後は、布用ボンドを使いアイロンで接着。お好みのアイロンプリントを使って、それぞれのオリジナリティあふれるかわいいアイピローが仕上がりました。

完成後は早速レンジでチンしてホットアイピローの体験会。『アイピロー』と言っていますが、実はこれカイロとして使うこともできるのです。目の上や肩に乗せ、小豆から出るじんわりあたたかい蒸気と、ラベンダーの優しい香りを体感しました。
プログラム終了後、一日の振り返りで「眠りの悩みがあるから、作ってよかった」「肩こりがあるから使いたい」「目をたくさん使うから、これで疲れを取りたい」「お腹の痛みがあるので、使ってみたい」とたくさんの嬉しい感想を聞くことができて、私もあずきカイロを使った時のようにほっこりした気分になりました。


さて、10月からは通常のアロマクラフトに加えて新しいプログラムが始まります!
その名もYogaroma”(ヨガロマ)。読んで字のごとく、“Yoga”と“Aroma”の融合したエクササイズです。ポーズやテーマに沿った香りを取り入れながら、ヨガのアーサナ(ポーズ)と呼吸法で心身のリラックスとリフレッシュを図ります。

土曜日は卒業生の方も多くいらっしゃるので、月~金のお仕事で疲れた心と身体をじっくりとゆるめて、リラックスしていきたいと思います。もちろん現在リワークに通っていらっしゃる方も一週間の締めくくりとしてご参加ください。

難しいポーズはありませんので、「ヨガをやったことがない」という方も是非お気軽にご参加ください。



10月のアロマ】

1012()ハロウィンのミニリードディフューザー

1026()Yogaroma

持ち物:動きやすい服装、水分、アイピロー(必要に応じて)、バスタオルやブランケット(必要に応じて)

若いうちから、メンタルヘルス・リテラシーを育むこと


皆様こんにちは、スタッフの鈴木です。

日本経済新聞に興味深い記事があったので、ご紹介します。


「心の病気」学習、高校の保健で約40年ぶり復活


2022年度から実施される高校の学習指導要領によると、「心の病気」に関する学習が保健体育の授業で約40年ぶりに復活するそうです。

”精神疾患を身近な病気ととらえ、自分や周囲の人にその兆候を感じたときには適切に対処できる”能力(メンタルヘルス・リテラシー)については、世の中の多くの人に持っていてほしい感じます。
そのため、「心の病気」に関する学習が、学校教育に組み込まれることは、良い取り組みだと思いました。

確かに、うつ病や適応障害など「心の病気」を患われる方は増えており、状況的にみれば、精神疾患は身近な病気になったかもしれません。
しかし、一方では、「まさか自分が心の病気になるとは思わなかった」、「心の病気になったなんて、家族にも言えない」といった話をキウイでは、よくお聞きします。
そのため、心理的にみると、精神疾患はまだまだ身近でないなあっと感じることがよくあります。
心理的に身近でないために、症状が深刻化してしまったり、ケアに時間がかかってしまったりすることもあります。

”自分のストレスに気づき、予防対処すること”を「セルフケア」と呼びます。
若いうちにメンタルヘルス・リテラシーを育むことは、セルフケアの面においても大切だと考えられます。

ちなみに、セルフケアについては、職場のメンタルヘルスを考えるうえでも重要です。
厚生労働省の「労働者の心の健康保持増進のための指針」では、セルフケアを重要なケアの1つとして位置付けています。
しかし、職場のメンタルヘルスには、もう1つ重要なケアがあります。
それは、「ラインによるケア」です。
ラインによるケアとは、”管理職が行うケアで、日頃の職場環境の把握と改善、部下の相談対応を行うことなど”が挙げられます。
企業によっては、ラインによるケア研修も開かれているようです。
研修が行われるということは、周囲の人に精神疾患の兆候を感じた際の対処は、大人でも難しいと言えるのではないでしょうか。

そのため、若いうちにメンタルヘルス・リテラシーを育むことは、職場のメンタルヘルス(セルフケア。ラインによるケア)の面においても大切だと感じます。

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