キウイでは、毎月、ディベートを行っています。
ディベートとは、与えられたテーマについて、肯定チーム、否定チームに分かれて行う討論会です。
討論を行う肯定チーム、否定チームに加えて、討論内容を評価する評価チームもあります。
今月のディベートは、3月11日(土)に行いました。
今回のテーマは、「プレミアムフライデーの是非」についてでした。
プレミアムフライデー肯定チームからは、以下の主張がされました。
- 自分の有給休暇の日数を知らない人が、日本では諸外国と比べて多いこと
- 有給休暇を取得することに対する罪悪感を、日本人は他の国の人に比べて感じやすいこと→したがって、残業時間を減らすきっかけとして、プレミアムフライデーが有効なこと
- プレミアムフライデー初日の大手デパートの売り上げから、経済効果的にも有益
- 各企業がプレミアムフライデーに合わせて、様々な対応をしており、将来性があること
一方、否定チームからは、以下のような主張がされました。
- プレミアムフライデーで早く退社しても、最も多かった退社後の活動は、「自宅で過ごした」であること
- プレミアムフライデー初日、実際に早く帰ることができた人は、5%にも満たないこと
- プレミアムフライデーに配慮し、重要な28年度政府予算案の採決が延期されたこと
- プレミアムフライデーのキャンペーン費用は莫大なものであり、そこまでして行う必要があるとは思えない
それぞれの主張に対して、質疑応答が行われ、結果は、僅差でしたが、否定チームの勝利となりました。
ディベート後の皆様の感想では、
- 「的確な質問ができるように、質問力をつける必要を感じました」
- 「もっと評価者はどこを評価対象としているかを意識しようと思います」
- 「話しをする際はとても緊張しました」
- 「情報を集め、まとめる作業が大変でした」
っというような意見がありました。
ディベートは、チームワークや時間配分、プレゼンテーション能力、情報収集能力、他者への思いやりなど、様々な能力が求められるワークです。