2024年2月5日月曜日

2024年2月のプログラム

皆様、こんにちは。

キウイスタッフの鈴木です。

2月のキウイのプログラム予定をお知らせします。



今回は、1月の活動で役に立ったり、面白かったりしたプログラムについて、利用者さんに聞いてみました。

アセスメントシート
・休職原因の振り返りやシェアリングによって、休職原因に加えて、そこから学べたこと、ストレスの上手な逃れ方なにについて考えることができたから。また、他の参加者の話を聞いて参考にしたり、学べる部分が多くあること。シェアリングをすることで、自分の不安やストレスに対して、現状を受け止めることができて、ストレスが少なくなる気がするから。
・ストレス体験を、考え、感情、身体的反応、行動に分けて振り返ることで、自分が何をストレスと感じやすいのか、また、ストレスを感じた際に陥りやすい思考パターン、行動パターンを改めて知ることができた。休職原因となった経験について振り返ることは、最初はつらかったが、繰り返し取り組むことで冷静に分析することができるようになった。今後、ストレス場面に会った際にも、アセスメントシートを用いて分析することは有効だと感じている。最終的には、脳内でアセスメントシートを組み立てられると良い。
・休職原因や不安に感じたことなど客観的に考えることができたこと。また、それをシェアリングすることで共感してもらえたり、意見をいただけたりして気持ちが安定した。勝手に抑え込んでいた気持ち、どこにも相談できないことを吐き出すことができる機会はとても貴重だと感じています

○アロマ『ハンドクリーム作り』
・大勢の人たちでにぎやかに、あれこれ話しながら作り上げることが楽しいと感じました。就業していた際には、楽しい、笑いながら作業をすることはありませんでしたので、「楽」の感情が自分の中にまだあったのかと実感できました。作ったクリームは妻に好評でした。市販にはないしっとりした感じと香りが良かったそうです。
・みんなでワイワイモノづくりをすることが楽しい。

○心理教育
・『うつで休職中の人が、冬の時期に症状を悪化させないために』というテーマが非常に参考になりました。自分自身も心身ともに調子が良くなかったのですが、一般的に冬は調子を崩しがちということを知ることができて安心したとともに、対処法についても言及されていたのでとても参考になりました。また、『ソーシャルサポート』のテーマも非常に参考になりました。今まで身の回りの人から精神的、物理的に援助を受けるという認識がなくて苦しい思いをしたことが多々ありましたが、ソーシャルサポートのメリット、受ける方法やコツを学ぶことができて良かったと思います。今後、ソーシャルサポートをうまく活用して、心身ともに上手に回復につなげていきたいと思いました。
・様々な筆者の視点や物事が知れてためになるものが多い

○利用者企画プログラム(軽レク)
・軽レクでは、実際にレクリエーションを行い、良かった点と改善点を挙げ、良いものにしていくのですが、今回はレクの内容もおもしろく、回を重ねるごとにアイテムなどが追加され、ゲーム性が上がってよかった。
・チームになって皆さんと楽しんで行えるから

○アナログゲーム
・リワークに通い始め、数日でアサーションのような休職原因を思い出すプログラムは、しんどさを感じるので、気楽に取り組むことができ、他の利用者さんと交流を図りやすいアナログゲームは、一番良い時間だった
・普段はゲームなどしないのに、ここでは自分の他にも人がいるので、ゲームができるのが楽しいです。他の人とコミュニケーションをとれるのもいいです。

○その他
・【カフェタイム】キウイの皆さんとお話ができたから。また、復職・復帰された方にも会えてお話ができたから。
・【体験的プログラム】粘土や編み物、からくりカレンダーを作ったり、折り紙を折ったりして物を作ることが楽しいから。また、完成する楽しみがあるから
・【ヨガ】自分から体験しようと思ったことはないものだったので、とても良い刺激になった。リラックスの仕方、呼吸に集中することを意識して、ストレスがかかった時に自分を守るために実践していきたい
・【散歩】運動になる。歩いているときに他の参加者と話すことでコミュニケーションが取れる。また、普段は行かない場所を歩くので、新しい発見がある
・【アサーション】内容によってはつらい時もあるが、必要なプログラムだと思う
・【新聞要約】PCではなく手で文章を書くところが訓練になる

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