皆様こんにちは、スタッフの松尾です。
11月も半ばを過ぎ、朝晩冷え込むようになってきましたね。寒さは得意ではありませんが、ここ数年寒さが待ち遠しくもあるのです。なぜなら・・・干し柿を作るから。
干し柿を作るためには、気温の低さ(15℃以下)と空気の乾燥が必要なのです。
ということで、今年も北関東の道の駅で仕入れて来ました『蜂谷柿』。大人のげんこつよりも大きい、とても存在感のある柿です。去年は控えめに10個以下だったのですが、とても美味しかったので、今年はドドーンと20個入りの大袋を購入。しかしながら、まだまだ干し柿ビギナーなので、皮の剥き方、殺菌の仕方など色々な作り方の動画を見て研究し、試行錯誤しながら取り組んでいます。たった一つの誤算は、洗濯物干しの重さが半端ない事。朝晩の出し入れ(夜はお家の中に入れてあげます)がちょっとした筋トレになってます。
ともあれ今年は天候に恵まれ、雨の日もなかったので、今のところカビの被害もなく熟成が進んでいます。今朝ほど、モミモミしているうちにうっかり表面が破れてしまったものがあったので、ちょっとお味見してみました。
洗濯物干しから外し、まずはその姿をじっくり観察。色や形、表面の質感。「ふむふむ、いい色」
次に鼻に近付け、その匂いを確かめます。「甘い香りがほんのり鼻腔をくすぐる」
今度は触った感触を確認。「手のひらにずっしり重く、表面は少し固くなりはじめ、中身はとろとろとやわらかい。種の部分にはまた違った固さも感じられる」
さあ、いよいよ口に運びます。まずはひとくち含み舌の上で転がします。「種の周りのぷるぷるが口の中で心地よく転がります」
ゆっくり噛みしめ、甘みの変化と食感を味わい、飲み込みます。
・・・・・何かを思い出しませんか?
そうです。マインドフルネスで使われる『レーズンエクササイズ』の手順ですね。
食べるという行為を通して、現在の感覚に集中し、五感をフル活用して普段は意識しない感覚に気付くというトレーニング法です。
食べ物を注意深く観察していくことで、感情の安定や、集中力UP、ストレスの軽減に役立つと言われています。
自分で作った愛しい干し柿で、無意識にマインドフルネスしていました。
美味しい秋の味覚が色々登場していますので、皆さんも機会があったら試してみては?
さて、すっかり前置きが長くなりましたが、今月のアロマのご案内、プラス来月と再来月の予告です。
11/22(土)のアロマは10月に仕込んだカレンデュラオイルを使って、リップクリームを作ります。お写真をご覧くださいませ。
そして、1月はこちらも毎年人気の高い『ハンドクリーム』。クリームタイプ、バームタイプ、あるいはスティックタイプどれにしようか現在検討中です。
寒さは憂うつでもありますが、寒いからできること(ウィンタースポーツとか、雪の露天風呂とか)、寒いから楽しめること(クリスマスマーケットで熱々のドリンクを飲んだり)も色々ありますよね。
考えていたらなんだか気持ちがポカポカとあったかくなってきました。
リップクリーム作りで、唇👄の冬支度を一緒にしませんか?
ご参加お待ちしております。
かたやまクリニックのHPはこちら

