皆様、こんにちは。
キウイスタッフの鈴木です。
5月のキウイのプログラム予定をお知らせします。
また、もうすぐ仕事に戻られる方に、キウイの感想や役に立ったプログラムを聞いてみました。
【30代・男性】
○休職の原因とリワーク利用に至るまでの経緯
職場内の周囲の人間関係の悪化や業務量の増加があり、上司などに相談しながら対応するも状況が変わらなかった。加えて、人員削減による問題への対応などでストレスによる身体症状が悪化し、休職に至る。休職後、2週間自宅療養し、症状がある程度、改善した後にリワークに参加。
○リワークを利用してみての感想
休職前は、ストレス場面を時間をかけて振り返ることがなかなかできなかった。リワークを通して、ゆっくりと振り返る時間を確保でき、ストレス場面を思い出すことがあっても、心身に不調をきたすことはなくなった。また、当時の自分の対応は間違っていなかったが、やや話し方と伝え方に問題があったと気づくことができた。
軽レクの担当や苦手なタイプの人との関わりなど、ストレスがかかる場面の対応や気持ちの切り替えの練習ができた。それにより、「自分はいちおうできる」と自信につながり、良かった。
心身ともに疲弊し、趣味への意欲・興味が薄れていたが、リワークを通して楽しむ気持ちを思い出すことができた。そして、好奇心、活動意欲が回復し、プライベートの時間が充実し、休職前よりも前向きな気持ちになれたことも、利用してよかったと言える。
リワークへは、再び利用することになったが、認知再構成法、アサーションなど以前に学んだことでも、忘れていることや疑問点の確認ができたことも良かった。
上記をまとめると、安心してストレス場面を振り返り、対策を検討し、苦手な場面の練習をすることができたことが良かった。そして、自分一人では考えがまとまらず困っていることを相談することができるので、自分にプラスになることが多く、リワークを利用して良かった。
○役に立ったプログラム
・『軽レク』、『アナログゲーム』
楽しむことを半強制的に体感し、必要性を思い出した。また、休職原因の振り返りなど、しんどい場面に立ち向かう活力になった。また、他者に伝える練習にもなった。
・『アセスメントシート』
休職原因とその時の対応を振り返りシェアリングすることで、その当時、できていたことも確認することができ、自信につながった。
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